ブリーチ カラーでムラがひどい…染め直す方法と注意点とは?
※こちらの記事のメインテーマ"ブリーチ失敗"についてまとめページがあります。他の内容も合わせて読みたい方は ■ブリーチ失敗総合ページ■ をご覧下さい。
ブリーチしてカラーしたけど…なんかすごいムラがある様な気がして汚い…なんとか修正したい…
ブリーチしてカラーをした事がある方なら一度でも経験があると思いますが
ブリーチカラーのムラ
です。
色が入りすぎている部分とそうでない部分が混同し、均一に綺麗に染まってない状態になった事があるはずです。
この様にムラができてしまうと
この様に思うはずです。
こんばんは。深夜に見て下さりありがとうございます^ ^青森市フリーランス美容師BLAZE hair所属 SHUN です🐒
※SHUNの事を詳しく知りたい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
もしブリーチカラーでムラが発生した場合に
綺麗に修正する方法
をあなたはご存知でしょうか?
この方法を知っていると確実に綺麗にカラーを修正する事ができるはずです^ ^
そして知らなければ修正しに行ったとしてもまたカラーで失敗する可能性もあります。
どの様に修正をすると
↑この様に均一にカラーができるのかこちらのブログでご紹介していきます^ ^そして同時に
- ★染め直す際の注意点
- ★ブリーチカラーでムラができる原因
についても解説していきます^ ^
※ご紹介したスタイルを詳しく見たい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
ブリーチカラーを染め直す際の正しい方法とは?
ブリーチカラーでムラが発生してしまった場合の
ムラを綺麗に修正して
染め直す方法
についてこちらでは解説していきます^ ^どの様にすればいいかというと…
- 色素をまず取り除く
- ブリーチにムラがある場合均一にする事
- アルカリ除去したオンカラー
↑これらをする事で綺麗に均一なブリーチカラーができるはずです。順を追って解説していきます^ ^
【方法①】色素をまず取り除く
綺麗に染め直すためにはまず
しっかり取り除いて下さい
Q.どうやって色素を取り除くの?
取り除くの?
またブリーチする感じ?
と色素を取り除く方法で聞かれる事があるのですが
脱染
という技法で取り除く事が
可能になります
※脱染について詳しく知りたい方は
↑こちらをご参照下さい。
行きつけの美容室で脱染がない場合
脱染で簡単に色素を取り除く事が可能なのですが取り扱っていない美容室もあります。その際には
極限まで色素を薄めた
ブリーチで脱染する
という方法もあるのでこちらで色素をしっかり抜く事が必須です。
Q.なぜ色素を取り除く必要があるのか?
色素を取り除かないと
いけないの?
と感じると思います。■後ほど ■しっかり解説しますが
また仕上がりがムラになるから
です
なのでしっかり今入っている色素を取り除く必要があります。
【方法②】ブリーチにムラがある場合均一にする事
色素を取ると
ブリーチしたての状態に
戻す事が可能です
その際にブリーチの土台に
↑この様なムラがある場合には
必ずムラを修正する様に
再ブリーチをして
土台を均一にして下さい
Q.ブリーチのムラをなくすのはなぜ?
これは考えれば間単にわかることですが
オンカラーでのムラを防ぐため
になります
■後ほど ■しっかり解説していきます^ ^
【方法③】アルカリ除去したオンカラー
土台を均一にしてもらったら今度はオンカラーですがその際に
ブリーチで発生した
アルカリをしっかり除去してから
オンカラーをして下さい
Q.アルカリ除去をする目的は?
あまり聞きなれない言葉かなと思いますがこのアルカリというのが
染まりムラを出してくる要素
でもあります。なのでしっかり除去をしてオンカラーをする必要があります。
なぜアルカリが残っているとムラが生じやすいのかは■後ほど ■解説していきます^ ^
これらの方法で
↑この様な均一なブリーチカラーにする事ができるはずです^ ^
まずはブリーチカラーのムラをなくした均一なカラーの修正方法についてのやり方です。
細かい詳細については次の項目で解説していきます^ ^
ブリーチカラーを染め直す際の注意点とは?
染め直しをする際には
注意点
もあります。正しい方法で綺麗に染め直して
↑この様に綺麗に均一なカラーをするためには…
- 自分では絶対にやらないこと
- ブリーチ回数を覚えておくこと
- 色素が残ってないかどうか
- ブリーチが均一かどうか
- 適正な明るさかどうか
↑これらの注意点をしっかり理解する事が重要です。順を追って解説していきます^ ^
※ご紹介したスタイルを詳しく見たい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
【注意点①】自分では絶対にやらないこと
まず1つ目の注意点として
絶対に自分でカラーしない事
です
これは確実に注意した方がいいです。
なぜ自分で染め直してはいけないのか?
ムラが気になっている時は
自分でやっちゃおうかな…
と思い、自分でやってまた失敗する方が多発しています。
しっかり均一にする事が
あなたにはできますか?
まず均一に自分で染められるかどうか?という点がかなり難しいはずです。
それに他の問題点も出てきます。それが
- ★髪に痛みが生じる
- ★カラーの持ちの悪化
という点です。自分で染めるということは
市販カラー
を使用して染め直すはずです。ですがこの市販カラーが
髪の痛みの原因となり
均一に染められなくなります
■後に書きますが ■ムラができやすい原因は
髪の痛み
も原因にあります。市販カラーでの痛みに関して詳しく知りたい方は
↑こちらで解説をしております。
市販製品を使って自分でカラーをしてしまうと
- ★ムラの原因になる
- ★傷みが生じる
- ★カラーの持ちが悪化する
と言った原因を招くので絶対に市販カラー自分自身でムラを修正はしないでください。
【注意点②】ブリーチ回数を覚えておくこと
次に注意する部分は
ブリーチ回数を何回してもらったのか
しっかり覚えておくこと
です。
なぜブリーチ回数を覚えておくべきなのか?
例えば色ムラを修正する際に色素を取った状態で
↑この様にブリーチのムラが出てきてしまったとします。この際にブリーチを修正する部分はそのまま
明るくなっていない部分
になります。そこで必要となってくるのが
周りのブリーチを
何回して明るくしたのか?
ということ。
回数が2回なのに
暗い部分を1回だけ
ブリーチしてしまうと
どうなると思いますか?
答えは簡単ですね^ ^
周りのブリーチ部分よりも
暗くなります
そしてもしブリーチ回数が合わないと
↑このカラーはお客様に注意点をお話しした上でカラーしているのですが
薄く入っているのがわかるはずです
表面部分には
ブリーチ1回
その他の部分には元々
ブリーチ3回
と回数さが出ており、綺麗な一色にならずにムラが生じているのがわかるはずです。
ブリーチの回数を何回してもらったのかがわかっているだけでもこの様なムラを避ける事ができるので
修正の際に美容師さんに
正確に伝えること
が大事になります
※ご紹介したスタイルを詳しく見たい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
【注意点③】色素が残ってないかどうか
次に注意して欲しい事が■先ほど ■も話していますが
必ず今入っている色素を
取り除く事
これが必要であり、そして注意点でもあります。
色素を取り除く真意
なぜ色素を取り除く必要があるかというと■先ほど ■の項目でも話している通り
またムラに仕上がるから
です。
↑この様に色素が残っている状態でそのままカラーをすると
カラーが濃く入っている部分
↪︎さらに色素が入り暗くなる
カラーが入ってない部分
↪︎そのままの色素が入る
と色素が入っている部分だけさらに色素が入ってしまい、ムラにムラを重ねて
なくなります
なので必ず一度色素を取り
↑この様にフラットなブリーチ後の状態に戻してからオンカラーする事が均一に綺麗にカラーをするコツになります。
【注意点④】ブリーチが均一かどうか
色素を取った後にブリーチのムラがある場合は
して下さい
これは
必須要因
になります。
ブリーチムラを修正する真意
ブリーチのムラがあると当然ですが
ムラが生じて綺麗な
カラーが入りません
この理由としては
なっている部分には
色が綺麗に入らず
そして明るさもまだらなため
ムラ修正ができないからです
↑この様な状態であればもはや壊滅的です。
↑この様に一色で綺麗なカラーにするためには土台自体が
↑ムラがない様に均一にブリーチをする必要があります。
ブリーチの土台からムラが生じていると、どんなにオンカラーを均一に塗ったとしても仕上がりは
必ずムラが発生します
なので必ずブリーチの土台は均一にして下さい。
【注意点⑤】適正な明るさかどうか
そして最も注意して欲しい事が
希望の色味に対して
適正な明るさかどうか?
という事です。
必要なブリーチ回数
必要な明るさ
が変わってきます
ムラが生じたとともに
違和感がある…
と感じる場合は見直した方がいいです。
↑こちらのブログでも紹介していますが
- ★赤みを希望している場合
- ★青みを希望している場合
- ★ホワイトカラーを希望している場合
↑これら3パターンでブリーチ回数・明るさが変わってきますので間単にですが説明いていきます^ ^
赤みを希望している場合
ブリーチムラの修正で
↑この様な赤系の色味を希望している場合は
- ★ブリーチは1回
- ★ある程度の明るさ
があれば基本的に可能です^ ^
※ご紹介したスタイルを詳しく見たい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
青みを希望している場合
ブリーチカラーのムラを修正して
↑このような青系の色味を入れたい場合は
- ★ブリーチ2回以上
- ★赤みがない状態
- ★極力黄色みが薄い状態
にする事でブルーの色味にする事が可能です^ ^
ただし、ブリーチ2回の場合は
↑この様に黄色みが強くなり
- ★緑っぽくなりやすい
- ★色落ちして緑になる
というデメリットがあるので注意が必要です。
緑になりづらく、綺麗なブルーにしたい場合は
ブリーチ3回以上
で
黄色がかなり薄い状態
でオンカラーすることをオススメします^ ^
※ご紹介したスタイルを詳しく見たい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
ホワイトカラーを希望している場合
ブリーチカラーのムラを修正して
↑これらの様なホワイトカラーを希望する場合は
- ★ブリーチ2〜3回以上
- ★赤みがない状態
- ★黄色みがかなり薄い状態
で
↑これくらいのブリーチをすることでホワイトカラーにする事が可能です^ ^
しっかりブリーチをすることで
↑この様な真っ白なカラーにすることも可能です^ ^
※ご紹介したスタイルを詳しく見たい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
希望の色味によってブリーチの回数・明るさが変わるのでムラを修正しつつ希望の色にしたい際にはこちらの
ブリーチ回数にも注意が必要
です。これらが”染め直しをする際の注意点“になります。
ブリーチカラーでムラが発生する原因とは?
- ★ブリーチカラーの染め直し方法
- ★ブリーチカラー染め直しの注意点
をお話し、これでムラを綺麗に均一に修正ができる様になりますが
ブリーチカラーでムラに
なってしまうのかな?
と不思議に感じるかもしれません。
むしろこの原因さえ知っていれば
未然にブリーチムラを
防ぐ事が可能になります
なのでこちらでは最後に
ブリーチカラーでムラに仕上がる原因
について解説をしてきます。
- 土台のブリーチのムラ
- ブリーチ流し後のアルカリ処理
- オンカラーの塗布ムラ
- カラー塗布のスピード
- 2人でカラー塗布
- 髪の痛み
↑先ほど話した項目もありますがこれらが原因にあります。順を追って解説していきます^ ^
【原因①】土台のブリーチのムラ
これは■先ほど ■から話しているのでわかると思いますが
ほとんどの原因はこの
土台のブリーチがムラだから
です
↑この様にブリーチで明るくなっていない部分があればその部分が暗くなり
ムラの原因
になります。
ブリーチムラが一番のオンカラーのムラの原因になります。
【原因②】ブリーチ流し後のアルカリ処理
次にムラの原因となるのが
ブリーチを流した後の
アルカリの残留
にも原因があります。
そもそもアルカリって何?
そんなにこのアルカリについて聞いた事がないと思うので間単に説明をすると
- ★キューティクルを開く効果
- ★カラー剤浸透効果
- ★パーマ液浸透効果
etc...
があります。要するに
- ★カラー
- ★パーマ
- ★縮毛矯正
など施術をする際にこのアルカリを利用して薬を髪に浸透しやすい様にします^ ^
中でもブリーチのアルカリ量は
美容施術の中で
最も配合量が多いです
ブリーチのアルカリが残るとどうなる?
基本的にアルカリが髪に残るとカラーの色素が入りやすい作用があります。
ムラになるの?
と感じると思いますが、その原因が
残留するアルカリの量が
違ってくるからです
↑この様に部分的に入りすぎているところがあると思います。
様々な要因があると思いますが
深く入ってしまっている部分に
アルカリが強く残ってしまっている
のも実は1つの原因として挙げられます。
全体が均一にアルカリが残っている状態であれば
↑この様に全体に綺麗に色が入ってくれますがブリーチの場合はそうともいきません。
必ず部位ごとにアルカリ量が
変わってきてオンカラーの際に
ムラが生じやすいです
Q.アルカリを均一にするには?
不均一な状態なら
均一にカラーするのは
難しいじゃん…
と感じるかもしれませんがそこで必要となるのが
ブリーチ後オンカラー前の
アルカリ除去
です。僕の場合は
ブリーチ専用トリートメント
でこのアルカリが全体同じ量になる様に分解するトリートメントを使用しているため
↑この様な均一なオンカラーができています。
なのでブリーチを流した後ムラにならないためにオンカラー前には
アルカリ除去が必須
となります。
【原因③】オンカラーの塗布ムラ
次にブリーチカラーでムラになりやすいのが
オンカラーの際の塗布ムラ
です。
- ★全体が均一な量
- ★内部まで浸透させる
- ★塗布量は基本多め
↑これがオンカラーでムラができない様にする対策方法なのですがどれか1つでもかけてしまうと
↑この様に部分的に薄かったり、部分的に濃く入りすぎたりする要因となります。
これは
美容師の腕次第
で変わってくるので失敗から免れたい場合は
- ★カラーが上手な美容師
- ★カラーに慣れている美容師
にお願いすることをおすすめします。
【原因④】カラー塗布のスピード
これは美容師側に問題があるのですが、ブリーチカラーでのムラ発生の原因に
カラー塗布のスピード
もあります。
なぜカラー塗布のスピードがブリーチカラーのムラに?
ブリーチをしている状態だと
カラーの吸収が早い
と実際にカラー吸着のスピードがぐ〜んと上がります。なのでゆっくりカラーを塗布してしまうと
最初に塗った部分と
最後に塗った部分で
色の入り方が変わります
当然最初に塗った部分がしっかり色が入り、そして最後に塗った部分が薄く中途半端に入ってしまいます。
カラー塗布のスピードを上げるには?
ブリーチのオンカラーは
スピード勝負で
塗布する必要があります
スピードを上げるには
- ★2人で塗布
- ★スピード上げて効率よく塗布
↑これらで解決が可能です^ ^ただ2人で塗布する場合には1つ問題点が出てきます。
【原因⑤】2人でカラー塗布
実は2人でカラー塗布するのはスピードが上がりますが同時に
ムラの原因にもなります
なぜ2人でカラー塗布するとムラになる?
このようなことを聞いたり、もしかするとあなたも体験しているかもしれません。
と2人でスピードを上げてカラーをぬれますが
逆にムラの原因になってしまった
という事例です。この原因としては
2人で塗ってる塗布量が
違うから
です。
2人塗布でムラにならない様にするには?
2人で塗ってムラにならないためには
どちらかがもう1人の塗布を
チェックして同じ塗布量にする
↑これだけです^ ^
美容師が気づいてもう1人のカラー塗布をチェックしていれば問題ないですが、最近多く聞くのは
片方終わったらもう1つの方を
チェックされませんでしたよ?
ということ。
これはブリーチカラー以外でも
- ★縮毛矯正
- ★パーマ
でも2人でやっている場合は左右でかかりが変わってきます。なので1人が全体をチェックしていなければあなたが美容師さんに
チェックしなくても大丈夫ですか?
と一言声かけていただければ大丈夫です^ ^
と思うかもしれませんが
- ★そこまで美容師は言われる事を気にしてない
- ★失敗を未然に防ぐため
には必要な事だと思うのでされていない場合はぜひ声をかけてみて下さい^ ^
【原因⑥】髪の痛み
そして最後にブリーチカラーでムラが生じる原因は
髪の痛み
にも関係してきます。
なぜ髪が傷んでいるとムラが生じる?
もう体験した事がある人が多いはずです。
全体よりも暗い様な…
↑これです。
この理由が”毛先が痛んでいるから”になります。
痛みがある部分には
通常よりも多く
色素が浸透しやすいです
なので
↑この様に異常に色が入ってしまいます。
色が入りすぎない様にするためには?
この様に痛んでいる部分に対して色が入りすぎない様にするためには
- ★前処理を使用
- ★カラー2剤の%を下げる
- ★毛先は最後に塗布
とこれはあなたではなく美容師側のテクニックでまかなうことになるので
カラーお願いします!
と施術前に美容師さんに伝える事が最もこの様な作業を怠らないことにつながるはずです^ ^
これらが”ブリーチカラーでムラが生じる原因“そして対策方法になります。
いかがでしたでしょうか?
ブリーチカラーのムラを修正する方法としては
- ★色素をまず取り除く
- ★ブリーチにムラがある場合均一にする事
- ★アルカリ除去したオンカラー
↑これらの工程が必須となります。
もしムラが出てきてしまって
均一に綺麗なカラーに
修正したい…
と考えている場合、闇雲に染め直しに行かず上記のステップを守ることで確実に修正する事が可能になりますのでぜひ参考にしてみて下さい^ ^♪